最新情報
ラーニングプログラム名
ラーニングの目的
フィールドワークと実践で学ぶ
「地方で開催される芸術祭を通して、交流を創り出す」には
「地方の芸術祭」は、どんな環境で成立できるのでしょうか。もっと多様な文脈の人々が、関わり、愉しむことのできる芸術祭をつくるためには、どのような仕組みが必要なのでしょうか。
また、アーティストや運営チームはどの位置で関わることができ、街の様々な人々と、どのようにコミュニケーションをとることができるのでしょうか。そのために必要な視点や考え方を、レクチャー形式だけでなく、まちのフィールドワークを通して学べます。また実際に、コミュニケーションスペース内での企画をつくっていくことを通して、能動的に参加しながら学べる講座です。
実践者の育成・表現活動のきっかけ作り
6回目の開催を迎えるとよたまちなか芸術祭では、これまで「まちなか芸術ラボ」や「つくるチーム」など、より気軽に文化芸術に触れる機会を作るため、表現活動を始めようとしている人へのサポートや、運営スタッフの育成に取り組んできました。新しい試みとして、鑑賞者により近い視点で思考できるアート分野の実践者の育成と、表現活動を始めるきっかけ作り等に取り組みます。そしてこのプログラムを通して、このまちで、より文化芸術に関わる人々・興味をもつ人々を増やすことを目指します。
ラーニングチーム名
「豊田市のまちなかで新たな視点やもう一つの関わりを生みだす場」
今年のとよたまちなか芸術祭のテーマ「Stereo」と対義語である「mono」は、「単一の」という意味を持ちます。
本プログラムでは、アーティストと異なる目線から、参加者それぞれの単一的な個性が重なることで生まれるものを尊重し、創造していくことを目指します。
募集要項
\ 今までアート活動をしたことがない方でも大丈夫です!/
募集期間 | 2025年5月1日(木) 〜 5月28日(水) |
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活動期間 | 2025年6月14日(土) 〜 11月末頃 |
募集資格 | 18~30歳の健康な方(高校生は不可) |
積極的に講義に参加できる方(月1~2回、9,10月は毎週を予定) | |
豊田市の文化芸術の振興に関心のある方 | |
アートに興味関心のある方 | |
募集人数 | 6名 ※応募者多数の場合は選考あり。 |
結果は6月1日(日)までにメールでご連絡いたします。 | |
参加費 | 無料 |
会場 | 豊田市民文化会館、市民活動センター、及び豊田市駅周辺施設 |
応募方法 | 応募フォームよりお申込みください |
選考方法 | 簡単なレポートを提出(200~300字) |
「応募理由」or「とよたまちなか芸術祭でしてみたいこと」 |
※交通費の支給はありません
【 オリエンテーション 】
6/14 (土) 10:00-13:00
会場:豊田市駅周辺
「会場見学+自己紹介」
ファシリテーター:もりもとくれよん(とよたまちなか芸術祭2025 クリエイティブディレクター)
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初回は、アーティストへの会場説明会に同行し、実際の会場を見学します。その後、お茶をしながらオリエンテーションを行い、各々のやりたいことや得意としていることなどを共有します。
【 講義編 】
6/22 (日) 11:00-13:00
会場:豊田市駅周辺
①「まちを知る、つながる (フィールドワーク)」
ゲスト:小田ビニシウス (とよたまちなか芸術祭2025 プログラムディレクター)
ファシリテーター:にしむらかの(とよたまちなか芸術祭2025 アシスタントコーディネーター)
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会場になったことのある場所や、芸術祭と関わりのあるまちなかの場所を実際に巡り、地域に根ざしたアートイベントが、どのように街や人と繋がっているかを調査します。
また、保見団地でフリーコーヒープロジェクトを行っている小田ビニシウス氏(とよたまちなか芸術祭2025 プログラムディレクター)より、「まちの人々とのコミュニケーション」についてお話を伺います。
6/28 (土) 10:00-11:30
会場:とよた市民活動センター
②「とよたまちなか芸術祭は、どうやってできている?」
ゲスト:山岸大祐(とよたまちなか芸術祭2025 アドバイザー)
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とよたまちなか芸術祭には、どのような特徴があるのでしょうか?
とよたまちなか芸術祭の第1回から5回目に渡ってディレクターを務めた山岸大祐氏(とよたまちなか芸術祭2025 アドバイザー)から、芸術祭が始まった経緯を伺います。
また、地方の芸術祭ならではの、運営スタッフの相関図や、それぞれのスタッフの参加経緯、芸術祭の企画・運営方法を理解し、いろいろな人が交流することのできる企画を考える方法を学びます。
7/12 (土) 13:00-14:00
会場:調整中(10:00-11:30 展示予定作家とのキックオフミーティングあり※任意)
③「地方の芸術祭とアーティストの関わり方」
ゲスト:あまのしんたろう・神村泰代(とよたまちなか芸術祭2024 出展作家)
ファシリテーター:中村天太(とよたまちなか芸術祭2025 アシスタントコーディネーター)
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とよたまちなか芸術祭に、実際に出展経験のあるアーティストによる対談を行います。
普段作品を制作する際のまちとの関わり方、特に地方でのアートプロジェクトにおけるアーティストの考え方、アプローチの方法についても掘り下げていきます。
豊田市という“まち”ついて理解を深めるとともに、豊田市周辺や、他の地域でのアートプロジェクトの実態を学べる貴重な機会です。
【 実践編 】
講義の後、実践編を設けることでアウトプットの方法を学びます。
芸術祭のテーマについて改めて理解を深めるため、ディスカッションを行います。さまざまな意見をもとに「多様な人々との交流を生む仕組み」を考えます。
7/26 (土) 10:00-12:00
①「芸術祭のテーマについて理解を深める」
8/9 (土) 10:00-12:00
②「交流を生むためのアイデアを考える」
8/23 (土) 10:00-12:00
③「アイデアを整理する(企画の決定)」
会場:とよた市民活動センター
【 制作編 】
決定した企画についての制作や設計を進めます。
① 9/6 (土) 10:00-12:00
② 9/13 (土) 13:00-17:00
③ 9/20 (土) 13:00-17:00
会場:とよた市民活動センター
【 準備編 】
企画に沿った設営や、搬入のお手伝い、会期中の会場スタッフ業務等を経験します。
10/4 (土):搬入・設営
10/11 (土):搬入・設営(予備日)
10/14 (火):最終MT
10/15 (水) ~ 26 (日):会場スタッフ[ シフト制 ]
※芸術祭会期:2025年10月17日(金)〜26日(日)
Instagram:@tcap_party
お問い合わせ:tcapparty@gmail.com
主催:公益財団法人豊田市文化振興財団、豊田市
企画:とよた市民アートパーティー